たとえば知らない曲、
先週の土曜日はギターデュオ「ラス・マノス」のコンサートを聴きに行きました。
プログラムはほとんど馴染みの無い曲、ギターを弾いている人でさえ聴いた事が無い曲も多かったと思う。
よくコンサートのアンケートで「もっと知っている曲を弾いて欲しかった‥」などの感想を頂き、僕なんかはそれにすぐ応えてしまいがちだけれど、演奏者としては例えば皆が知らない曲であっても、その曲が持っている世界や魅力を引き出し、そしてそれに聴衆を引き込む事が大切なんだなあ、と改めて思い知らされました。
特にプログラム最後の曲で電動扇風機を使用する曲がありましたが、僕は「電動扇風機を使うから面白い!」と、聴いた事もないのに勝手な先入観を持ってしまっていて、しかしそれは結局、演奏が終わってみると、その曲が持っている特徴的な部分に過ぎず、僕なんかはすっかり曲へ引き込まれてしまいました‥。
良い曲と良い演奏家が良いコンサートを生み出す、当たり前か‥。
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