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ワークショップ「The 座」終了しました、

6月のワークショップ、テーマは「座る」、今回も奥田隆二先生をお招きし、実際に身体を動かしながら良い座りについてレクチャーして頂きました。
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まずは各々の身体の現状や癖を知ってもらうべく、いくつかの動きをもって傾きやバランス、動かしづらい関節などをチェックシートに書き込んでいきます。
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後半は場所を和室に移し、前半でチェックした項目ごとに、そこを補うケアーを行っていきました。
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参加者にはレクチャーが始まる前と後にギターを構えて頂きましたが、一通りの動きを終えた後ではギター支持がとても自然に行えていました。

参加者の中にはギター練習時、毎回ギターを構える感覚が違いシックリこないという悩みを抱えた方もいらっしゃいましたが、確かに普段生活している中で毎回同じ身体のコンディションでギターを弾くことは少なく、曲に取り組む前の基礎練習はしていたとしても、ギターそのものを持つ前の準備運動はスポーツとは違い一般的ではないかもしれません。

ギターを持って座る前の身体のコンディションをいつも整えておく、そのルーチンが整っていれば本番時でも身体を普段のコンディションに持って行くことが出来、それが演奏に対する安心感にもつながる気がします。

講師の奥田先生は様々なギター演奏フォームを自身で研究されていて、最適な座り姿勢を各々が自然に行える為の動きをシンプルにまとめて下さっていました。

あと、とても興味深かったのは、例えば右と左で同じ動きを試みた時、通常動かしづらい方をトレーニングとして何度も動かしてしまいがちですが、動きに困難を感じると脳は防衛モードに入るらしく、それが力みにもつながり悪影響を及ぼすとの事でした。そういう場合は動かしやすい方に重点を置き、たまに逆の動きを行ってあげた方がスムーズに動かせるようになるみたいです。
出来ないことを何度もやるより出来ることから発展させていく、ギター上達のヒントもそんなところにあるように思いました。

参加された皆様、奥田先生、大変お疲れさまでした。
また是非企画させて頂きます!

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